日経平均　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2025.9.14　

このところ、日米ともに株価が最高値を更新しています。

私の見立てでは、特に日本の物価はようやく「失われた30年」ともいえる世界的にみると異常な安定期をようやく抜け出しつつある状況に入ったと思っています。

この30年の間にアメリカでは常に物価が上昇し続けそれに伴い人々の賃金も増え成長していきました。

他方日本では、人々は物価賃金とも安定に慣れてしまいアメリカとの差は何倍にもなり、韓国にも一人当たりGDPで負けている有様です。

したがって、現状の物価高株価高はようやく世界的な流れが日本にも波及してきたと思っており、特に好況でもないと思われます。

したがって、物価や賃金が下がることもあり得ません。

このような状況ではとりあえず「現金」から「物」に変えておく必要があります。

このような判断が長期間で見た場合、大きな差になると思っています。